日時:2024年3月26日(火) 17:00-21:00
会場:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム2
オンライン配信あり(要申込み)
イベント情報:https://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2024/03/post_292/
【登壇者】
■「ヤングムスリムの窓」メンバー(50音順)
アフメド・アリアン(株式会社Rhetica CEO/早稲田大学 国際教養学部 学生)
阿毛 香絵(文化人類学/京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 助教)
ユヌス・エルトゥルール(社会人)
澤崎 賢一(アーティスト・映像作家/総合地球環境学研究所 特任助教)
新明 就太(映像作家/東京藝術大学 非常勤講師)
野中 葉(インドネシア地域研究/慶應義塾大学 准教授)
長谷川 護(慶應義塾大学 総合政策学部 学生)
■東京大学
梶谷 真司(東京大学 教授)
前川 舟(多文化共生統合人間学プログラム(IHS)博士課程)
飯塚 陽美(多文化共生統合人間学プログラム(IHS)博士課程)
ラフマン・ヌール瑠美花(多文化共生統合人間学プログラム(IHS)修士課程)
【イベント概要】
プロジェクト「ヤングムスリムの窓:芸術と学問のクロスワーク」では、日本の新たな世代を担うヤングムスリムの生活や活動に焦点をあてた調査研究を行うと同時に、当事者参加型リサーチである〈コモンズ映画〉という新しい映像制作の手法*1を活かし、映像コンテンツ、メディア媒体が社会やアクターに与えるインパクトについても検討しながら新たな表現を開拓することを目指しています。
ここでのヤングムスリムには、イスラーム圏出身の親を持ち日本で生まれ育った2世やイスラーム教徒に改宗した日本人など、様々なプロフィールの若者たちがいます。彼らは宗教を実践しながら、日本で自らを取り巻く人々や社会とどのような関係性を築いているのでしょうか。
今回、この「ヤングムスリムの窓」で制作された映像作品の上映会&トークイベント「ヤングムスリムの窓/哲学対話」を、東京大学 駒場キャンパスにある「共生のための国際哲学研究センター(UTCP)」にて開催します。このイベントでは、映像作品を鑑賞した後に、それらの映像をきっかけにした問いについて、映像制作者と来場者の皆さんが一緒に考えて、対話を行います。
*1〈コモンズ映画〉とは、プロジェクトのメンバー全員がカメラで互いを撮影し合い、撮影した映像素材をコモンズ=共有資源としてクラウド上にアップロードし、それら共有素材をもとに各自が自らの価値観や考えに基づき映像制作を行うこと。
【プログラム】
第1部 ヤングムスリムの映像上映+哲学対話
17:00~17:15 冒頭の挨拶:澤崎 賢一
17:15~17:50 ヤングムスリムの映像上映
アフメド・アリアン『僕の顔が、僕のモノになった時』6分30秒, 2023
アフメド・アリアン『経済が愛を体現した時』4分22秒, 2023
ユヌス・エルトゥルール『ムスリムミーム1』9分21秒, 2023
長谷川 護『湯けむりの中で』8分15秒, 2023
17:50~18:50 哲学対話
アフメド・アリアン
ユヌス・エルトゥルール
長谷川 護
前川 舟(東京大学 博士課程)
飯塚 陽美(東京大学 博士過程)
ラフマン・ヌール瑠美花(東京大学 修士課程)
梶谷 真司
+来場者
(18:50〜19:00 休憩)
第2部 芸術と人類学の映像上映+哲学対話
19:00~19:45 澤崎 賢一『#まなざしのかたち ヤングムスリムの窓』43分30秒, 2023
19:45~20:05 阿毛 香絵『交差(ノマド)する視点』16分17秒, 2023
20:05~20:55 哲学対話
阿毛 香絵
澤崎 賢一
野中 葉
新明 就太
梶谷 真司
+来場者
20:55~21:00 閉会の挨拶:梶谷 真司