ムスリムが人口の約90%を占めるインドネシアに対して、日本は人口の0.2%ほどです。イベントの参加者との意見交換をする中で、インドネシアと日本におけるムスリムを取り巻く環境の違いを実感しつつも、イスラームの教えに基づいて生きている人々の共通点も同時に感じられました。

本プロジェクトを始めた当初は、ヤングムスリムたちの映像表現を通じて、日本国内でイスラームの理解を広げながら、宗教や国籍の垣根を超えた共生社会の実現を目的に活動してきました。ですが、今回のイベントを通じて、映像を用いたムスリムの多様な生き方の発信は、国境を超えたウンマ（イスラーム共同体）のつながりを訴える重要な取り組みであると感じました。

今後も日本社会におけるムスリム社会の映像表現を通じたムスリムの多様性を発信できるように努めてまいります。